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C O L U M N

 このページはホロル・インターナショナル店長の個人的主観によって作られるページで、不定期に更新されます。ご覧になった皆様のご意見、ご感想、ご質問等ございましたらEメールにてご遠慮なくお寄せ下さい。


第15回「秋の夜長のミドー考」(11/3/2000)
またしても久々の更新となってしまいました。前回は残暑の厳しい頃だったのにも関わらず、もうすっかり秋から冬へと季節が変わりつつある事を考えると、実に二ヶ月振りとなる訳です。近頃は東京もだいぶ肌寒く感じるようになってきました。さすがに朝晩は少し冷えます。10月は弊店にとっては久しぶりの催事出店などもあり、何かと慌しく過ぎてしまいました。10月の初めに銀座松屋で開催された「世界のアンティークウオッチ市」でしたが、毎年参加させていただいている規模の大きなイベントです。そういった催事会場では普段から弊店に時々ご来店下さるお客様はもちろん、そうでない方にもお目にかかります。その他当サイトをよくご覧下さっているお客様ともずいぶんお話をしたりしました。自分自身で思っている以上に大勢の方にご覧いただいているという事が実感出来ました。感謝です。

お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、このホームページもちょっとしたマイナーチェンジを致しました。運営している自分にしかほとんど分からない程度の細かい変更などはちょこちょこ行っていますが、そういったもの以外に今回は新しいコンテンツを増やしました。先にアップしてあったのは弊店の記事が掲載された雑誌などをご紹介するページで、もうひとつは「特集」と題してテーマを決めて商品を紹介するページです。少々安易だったかも知れませんが、今回はダイバーズウオッチをまとめてご覧いただけるようにしました。商品カタログのページでは各ブランドごとに商品をご紹介していますので、こちらのページは別の切り口でテーマごとに魅力あるアンティーク時計をご覧いただこうと思います。今後も機械のタイプやデザインなどの面からテーマを決め、それに沿った形で紹介していくつもりです。まあ、こちらも頻繁に更新していけるかどうか分かりませんが、今後ともよろしくお願いします。

Multifort Manual さて、ここからは久々に時計メーカーについて少し書いてみたいと思います。今回は「ミドー」について少々。ブランド自体は今でも存在していますが、どちらかと言うとマイナーな部類に入るブランドだとは思います。ロレックスが一流だとしたら、ミドーはどうやっても二流、三流のブランドという事になってしまいます。しかしながら、年代物ならではの特徴ある時計を多く残していますし、個人的には好きなブランドのひとつでもあります。防水タイプの「マルチフォート」のシリーズはバブルバックを代表する当時のロレックスの時計とよく似たいくつかの共通した要素を持ち、デザインの面でもユニークなものも少なくありませんでした。しかしながら、なぜミドーはロレックスのようになれなかったのでしょうか。

日本では「ミドー」と呼ばれる事がほとんどですか、アメリカなどの英語圏の国ではそのように発音しない場合が多いようです。我々は海外へ時計を仕入れに出かけたりする事がありますが、以前買い付けでアメリカへ行ったある時、こんな出来事がありました。アメリカ人の時計ディーラーが並べている時計を眺めているとなぜか「毎度!」というまるで浪花の商人のような挨拶をしてくるではありませんか。そのディーラーは親日家で、唯一覚えた「毎度!」という日本語を使いたくて話かけているのだろうなどと勝手に思っていました。思わぬところで聞いた日本語に少し驚きましたが、何となく聞き流していたところ、しばらくして「毎度!」と言っているのではない事に気づきました。そうです。"MIDO"を「マイド」と発音していた訳です。「なるほど」と納得出来たものの、その時のあまりにパーフェクトな「毎度!」という発音はまるで関西出身ではないかと思ってしまうほどでした。

そんなミドー、1918年スイスのビエンヌに創設されたとの事です。つまり20世紀に入ってからという事なので、ここでロレックスとの共通点がまずはひとつ見つかった事になります。当時相当に綿密なマーケティングを行い、消費者の要望を重視し、その結果実用的で頑丈な時計作りを始めたそうです。防水時計の開発に意欲を燃やし、1934年には「マルチフォート」を発表したのです。この辺りもロレックスと同様いち早く防水時計の需要が高まる事を察していた事がよく分かります。それから比較的早い時期から自動巻きの機構にも目をつけ、採用していく事になります。複数存在するケースのデザイン、および形状ですが、いずれも割と小振りなものが多く、その点は当時の流行からくるものではないかと思われます。しかし、最初期のマルチフォートとは一体どのようなデザインだったのか、このブランドについては情報量が極端に少ないため、よく分かりませんが、大変興味があります。ちなみに最初は手巻きモデルしかなかったようです。

Multicenter Chrono 当時のスイスの時計メーカーは市場拡大を狙い、強く豊かに成長し続け、巨大なマーケットになっていったアメリカを中心に輸出していきました。どのブランドもその点は共通しているのですが、ミドーの場合も例外ではなく、広告をうまく取り入れた戦略で確実に生産数を上げ、その結果爆発的ヒット商品になったと言われています。まだ手巻きで非防水の腕時計が一般的だった時代に自動巻きで防水、対衝撃性に優れたマルチフォートのシリーズが人気になったのは実にうなずける話です。その点もまさしくロレックスと共通する部分だと言えます。インダイアルのないデザインのクロノグラフ「マルチセンタークロノ」や角型の防水ケースタイプなどのアンティーク市場でもマニアックで評価の高いモデルも残しています。また1960〜70年代を中心に発売されていた「オーシャンスター」のシリーズはリュウズの内側にコルクを使って防水性を保っており、その点においても常に個性的でユニークなブランドであったという事を物語っています。現在のミドーはブランド名だけが残っている状態なのか、それとも当時から変わらず続いているのか実際には良く分かりませんが、どちらにしてもそれほど評価の高い時計を作っている訳ではありません。クォーツ時計が中心のようですし、少なくともアンティークと呼ばれる時代の頃の製品とはまったく異なる現代的なテイストを持っています。さて、以下ミドーのシリーズとロレックスの共通点、相違点をいくつか挙げて簡単に検証してみました。

    共通点
  • 20世紀に入ってからの設立で後発メーカーであった。
  • どちらも防水、防塵ケースであった。
  • 早い時期から自動巻きを採用している。
  • 文字盤のバリエーションが豊富でユニークなデザインが多い。

    相違点
  • ロレックスはリュウズがねじ込み式だった。
  • 自動巻きであっても方式が異なっていた。
上記の二点の違いが決定的になり、ミドーはロレックスに大きく引き離される結果になったのではなでしょうか。やはり長期的に考えると防水性を保つ上ではどう考えてもスクリュウロックのオイスターケースの方が優れていると言えます。もちろん、いずれはどちらもリュウズやチューブの交換が必要になりますが、防水性自体の事を考えるとロレックスと比較した場合、ミドーは初めからロレックスに勝てない条件が揃ってしまっていたと言えるのではないでしょうか。ねじ込みリュウズに関しては当時パテントの問題もあったようです。それからムーブメントですが、ミドーが最初ハーフローターの自動巻きを採用していたのに対し、ロレックスは初めから巻き上げ効率の良い全回転式を採用していました。もちろんミドーだけでなく、その他の多くのブランド(オメガ、モバード、ジャガー・ルクルトなど)も最初は半回転だった訳ですから、ミドーだけが特別先見性がなかったとも言えませんが、結局はどの時計メーカーも全回転式の自動巻きへと移行していった事を考えるとロレックスの方がはるかに先の時代を読んでいたと思えます。この二点の違いが両者の評価に大きく影響を与えたのでしょう。どうやら今現在の知名度を差し引いても、やはりロレックスの方が優れていたという事になってしまいそうです。

現在のアンティーク市場を考えてみるとその差は歴然としています。年代物のロレックスは文字盤の珍しさやコンディション次第でとんでもない価格になる事も少なくありません。それに対してミドーはどうでしょうか?いかに状態が良かったとしても通常の丸型のSSケースに入った三針のマルチフォートは10万円以上になる事はほとんど考えられません。相場的に見てもお手頃価格なのにも関わらず、ロレックスに負けるとも劣らない個性的な文字盤をしているモデルもあります。このような状況を考えるとむしろ評価が低すぎるくらいの状況ではないかと思います。個性的であるという事がアンティークならではの特徴であり、魅力だと考えていますので、その点でミドーは十分すぎるくらいの独自の味を持った時計であると言えそうです。

確かに初期の半回転式の機械はコンディション次第では巻き上げ効率がやや悪いため、実際に使用する上では少々頼りない部分もありますが、状態が良いものであれば、それほど心配する事もなく十分実用に絶え得ると思います。仮に弱点があったとしてもその反対に良い面もあるのですから、そこに目を向けるべきです。むしろ不完全な発展途上のモデルにこそ、メーカーの様々な試行錯誤の跡があり、また魅力的だとも言えます。もちろんどのミドーもリュウズはねじ込み式ではありませんが、完全な非防水のアンティークと比べればほとんど気を使う必要もありません。むしろ普段使いに適していると言えます。何よりアラビア数字を多用したカラフルな可愛らしいデザインの文字盤をはじめ、サイズや種類も豊富なケースは男性も女性も関係なく使う事が出来ます。場合によってはユニークダイアルに負けない雰囲気のミドーだってあります。人気のあるなしで言うと「ない」部類に入るそんなミドーですが、そのうちもう少し評価が上がるかも知れません。ロレックスのようにはなれませんでしたが、隠れキリシタンのようにファンが増える事を期待します。
Datometer




意外と見つからない「デイトメーター」という
ポインターデイト。このモデルは文字盤外周が
ルーレットのように赤黒交互になった珍品です。


Multifort





こんなユニークな表情の文字盤をしたモデルが
あるものもミドー・マルチフォートならでは。



第14回「残暑お見舞い」(8/28/2000)
このページの更新もずいぶんしばらく振りです。しかし、今年の夏は本当に暑い!夏になると毎年「今年の夏はいつもの年よりも暑い」などと思うのですが、どう考えても今年はものすごく暑い気がしますが、実際はどうなのでしょうか。冬の間は夏が待ち遠しかったりするのですが、こう毎日蒸し暑いと逆に寒い季節が楽しみになってきます。当分は残暑が厳しいようですが、皆様も体調を崩したりする事なく残りの夏をお過ごし下さい。さて、相変わらず決して明るくない話題が多く、天災もあったせいか、何となく嫌なムードが漂っている今日この頃ですが、その一方で景気の良い話題もないわけではありません。テレビで見たのですが、先日行われたサザンオールスターズの茅ヶ崎コンサートは相当な盛り上がりだったらしく、周辺の地域にもずいぶんと潤いを与えたそうで、当然前売りチケットも瞬く間に売り切れたそうです。あちこちの金券ショップなどでとんでもないプレミア価格が付いて売られていらしく、私のちょっとした知人にも10万円ほどでチケットを購入したという方がおり、まったく驚きです。当日は大勢の人が茅ヶ崎まで出かけ、名曲と花火による夏の一日を堪能したようです。それにしても、サザンを支持する人々の幅広さは尋常ではありません。どうやらサザンオールスターズは不景気知らずのようです。

さて、もう見て下さった方もいらっしゃるとは思いますが、当ホームページではつい先日から「フォトギャラリー」と題した新しいコンテンツを追加で作っており、ご覧いただけるようになっています。このページはほんの少しでも個性的なアンティーク時計の魅力が伝わればと思い、過去に記録しておいた画像をもとにいくつかの時計を簡単な解説とともにご紹介しています。実はこのページ単なる思いつきで作ってしまった感もあり、あまり上手にまとまっていない気もするのですが、是非一度ご覧になってみてください。今回はルックス面に重点を置いて、機械式デジタルウオッチなどちょっと風変わりな腕時計をご紹介しています。しばらく経ったら簡単にテーマを決め、また更新してみたいと思いますので、その時にはまたチェックしてみて下さい。

ここからは最近何かと話題のネットオークションなどについて少々お話したいと思います。某サーチエンジンで開催しているオークションを中心にインターネットの世界では国内外を問わず、お手軽に参加可能なため、どんどん盛んになってきています。このページをご利用の皆様の方がよくご存知かとは思いますが、私なりにお話させていただきます。より一層広まりつつあるインターネットですが、便利で魅力的でも同時に悪い面もあるという事をあらかじめ認識しておく必要がありそうです。つまり光の部分があれば、必ず影があるわけで、いろいろな面でトラブルが多いのも事実なのです。掲示板が良い例で、インターネットの持つ匿名性を利用した誹謗中傷を目にする機会も少なくありません。実は当初このホームページ上でも掲示板を作ろうかと検討していました。ご利用になる方々とコミュニケーションを取る上で最も有効な手段だと思っていたのですが、あちこちのサイトの掲示板で繰り広げられる醜い言い争いを何度か見るうちに掲示板の有効性はまるで感じられなくなってしまいました。結果的に掲示板はやめて、このようなページを設ける事にしたわけです。本来は情報の送り手と受け手とのやりとりが手軽に出来る点が魅力なのに、あえて一方通行にしてしまいました。いずれにしても掲示板をはじめ、インターネット利用の際には個々の利用者がきちんとモラルやルールを守った上ではじめて便利さが成り立つのだという事を実感させられます。

さて、ネットオークションはどうでしょうか。現在たいへんな活気を見せている某検索エンジンのオークションページを見ると、どのカテゴリーも物凄い数の出品があり、その人気ぶりがうかがえます。私は出品した事も入札した事もどちらもないのですが、いざ見てみるとなかなか便利そうです。新しく買い換えたおかげであまり使わなくなった家電などで、捨ててしまうには忍びないという物を処分するにはとても合理的なシステムだと言えそうです。私も不要になったものを試しに出品してみようかと思っているくらいです。家電やオーディオ関係などの他にも自動車の部品だとか、あらゆるカテゴリーが設けられています。もちろん時計も例外ではありません。時計のページを見てみるとこれがまたすごい数で比較的お手頃なものから高級品までありとあらゆる時計が掲載されています。その中でも一番目を引くのはロレックスなどの完全なコピー物で、どういう訳かそれらの時計がやたらと掲載されています。もちろん値段を見れば一目瞭然なのですが、いくら「レプリカ」だとか「フェイク」などという風にニセモノだとハッキリ表記していたとしても紛らわしい事に変わりないと思いますし、大体ちょっと似せて作っただけの単なるコピー時計と本物のスイスメイドの機械式時計が同じように掲載されている事に疑問を感じます。結局オークションとは言ってもサザビーズなどのメジャーな海外オークションなどとはまったく異なり、あくまでもオークションらしきものをやる場所を提供しているだけなのでしょう。

とにかくあまりにも「何でもあり」な出品が疑問なのです。本来はオークションを行う以上、それなりに出品される商品を管理すべきだと思うのです。しかし、現状ではそこまできっちりとは行われていないようで、その辺りをもう少し改善するべきだと思いますが、いかがでしょうか。また、売買する上でのトラブルも決してないわけではないようなので、やはりその点においては必ずしも便利だとは言えない状況です。実際に落札後品物が手元に送られてこないなどといったトラブルも発生しているようですし、まだまだ問題がありそうです。リスクを承知で利用すればいいのかも知れませんが、今のところはまだ未成熟だと言わざるを得ないかと思います。オークションサイトを含め、ネット社会がさらに良くなっていくためには利用者がよりいっそうルールを守る必要がありそうです。



第13回「台風一過」(7/10/2000)
まだ梅雨は明けていませんが、もうすっかり毎日が真夏のようです。地震やら台風などが立て続けにあり、自然の力には逆らえないという事をあらためて感じています。それにしても台風は関東地方への直接の上陸はなかったものの、結構すごかったですね。あまりにも雨風の音がうるさくて夜中に目が覚めてしまいました。さて、今回は時計とはまったく関係のない話題を少々。

実はしばらく前にノートパソコンを購入したのですが、まったくずいぶん価格が安くなったものだとつくづく感心しています。しかも何故こうも短期間で性能までもが向上するのでしょうか?不思議で仕方ありません。もうすでにちょっと古いメインで使用しているデスクトップのパソコンと別に使い分けする目的で新たに手に入れようと考えたのですが、いざ最寄のパソコンショップやネットで調べてみると、前述のメインで使用しているものよりはるかに高性能なスペックのノートパソコンが沢山ある状態で、以前はとにかく高いというイメージが強かったノート型もずいぶんお手頃になり、10万円台でもかなりちゃんとしたモデルがゴロゴロあるのです。ちょっとグレードの高い機種にはDVDなんかも備わっていますし、液晶のモニター部分も大きく見やすいものも多く、我々にとってどんどん身近になってきています。以前はパソコンなどなくても仕事や生活になんら支障はなかったのですが、近頃は便利な事が分かってしまったので、もう手放せません。たった2年半程度のパソコン生活ですが、今や私にとってもすっかり必需品となってしまいました。

とにかく世の中どんどん進化してきています。なんといっても携帯電話がいい例で、10年前は持っている人の方が珍しかったのに対し、現在では持っていない人を探す方が大変なくらいです。以前は夜飲みに出かけた先の居酒屋やバーなどでこれ見よがしに携帯電話をカウンターなどにドカッと置いているいる人をたまに見かけると、なぜだかちょっとイヤミに見えたものですが、今じゃちっともそんな事はありません。それに最近の携帯電話はどれも小さ過ぎるくらい小さいので、わざわざテーブルの上に置いたりする必要もなく、文字通り「携帯」出来る訳です。料金も安くなり、お陰で今では特別なものではなく、誰もが持つようになったのです。かつてはうっかり憶え違いをしていたり、すっかり忘れていたりしたせいで、待ち合わせの時間に約束の人と会う事が出来なかったなどという事がよくありましたが、今やそんな事はずいぶん少なくなりました。約束の相手も携帯電話を持っているので、もし時間通りに約束の場所が間違っていたとしても連絡を取り、会う事が出来るのです。おかげで駅の掲示板などもそれほど必要なくなってしまったのではないでしょうか。ところで、今でも駅の改札口には掲示板があるのでしょうか?たった今、急に気になってきました。今度注意して見てみます。

話がだいぶ逸れましたが、とにかく最近手に入れたノートブックはなかなかの高性能で、本当は必要ないと思っていたはずのDVDドライブが付いている機種をついつい買ってしまいました。せっかくだったので、「マトリックス」はこのパソコンで見ました。ストーリー自体は今ひとつでしたが、映像の斬新さは卓越したものがありました。ちなみに外部への出力端子があるので、テレビに接続して観る事も可能なのです。なんと言ってもこのDVD、字幕や吹き替えを簡単に切り替える事が出来る機能が素晴らしいの一言です。他にも便利な機能がてんこもりで、DVDはこの映画を観るのにはぴったりでした。ソフト自体も比較的手頃ですし、特に洋画好きな人間にとっては大変ありがたいのです。もうすでにお使いになっていらっしゃる方も多いかと思いますが、はじめて使ってみた人間にとってはただただ「目からウロコ」です。いや、ホントに感心しています。とにかく今後いろいろな面で重宝しそうです。ただし、ノートブックの宿命なのでしょうか、時々固まってしまうのが少々気になっており、再起動しなければならない事がちょっと多い気がします。これから何とか便利に使いこなしていくつもりです。

さて、ここからさらに時計とは関係のない話になります。「マトリックス」の話で思い出したのですが、先日久しぶりに劇場で映画を観てきました。ケヴィン・スペイシーの「アメリカン・ビューティー」以来でした。お台場に新しく出来たメディアージュへ行って観てきました。大変きれいな13もの劇場があり、視界が妨げられる事なく鑑賞する事が可能な、段差のあるスタジアム形式になっている座席が特徴で、これは古い映画館にはない嬉しい設計です。前の席の人の頭の形を眺めているのはウンザリですから、非常にありがたい配慮だと思います。しかも私が出掛けた日は平日だったせいか予想以上に空いており、前の席との間隔も広く、おかげでゆったり楽しむ事が出来ました。

ところで、一体何の映画を観たかというと、「ミッショントゥマーズ」というSF作品です。決して「ミッション・インポッシブル2」と間違えた訳ではありません。舞台は2020年、いや2030年だったでしょうか・・・、とにかく現在から数十年後の未来の物語です。火星探検をするNASAの宇宙飛行士達の話で、それほど話題にはなりませんでしたが、まあまあ楽しめる作品でした。マトリックス同様、近年のハリウッド作品の特殊効果には目を見張るものがあります。劇中登場するティム・ロビンスらが扮する宇宙飛行士達が腕に着けていたのが、オメガのハイテク・クォーツ時計「X-33」でした。つまり映画の中の数十年後もNASAは公式時計をまだオメガに指定しており、しかも「X‐33」を使っているという設定なのです。ユニークなモデルですが、この「X‐33」、数十年後も製造、販売されているでしょうか?ちょっと疑問に思ってしまいました。「スピードマスター」はこれから先何十年も製造中止になったりする事はないような気がするのですが、「X‐33」はどうなる事やら。まあ、もっとも映画の中の事なので、どうでもいいのですが・・・。ただ、驚いた事にちょうどこの映画を観た翌日のニュースで偶然にも火星の話題が紹介されており、なんとNASAの発表では火星に水らしきものがあるとか、ないとか・・・。いずれにしても生物が存在している可能性もゼロではないとの事で、映画の内容とかなり通じる部分があり、びっくりしてしまいました。やはり宇宙にはロマンが感じられるものです。さあ、果たして火星人はいるのでしょうか?

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