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 このページはホロル・インターナショナル店長の個人的主観によって作られるページで、不定期に更新されます。ご覧になった皆様のご意見、ご感想、ご質問等ございましたらEメールにてお寄せ下さい。


第38回「時の記念日」(6/10/2004)
今日は「時の記念日」です。そもそも由来は奈良時代にまでさかのぼるようです。当時「水時計」なるものが作られた事によって時刻を計るようになった事にちなんでおり、671年6月10日に天智天皇がはじめて人々に時刻を知らせたとの記述が日本書紀にあるそうです。「時の記念日」が作られたのは大正時代だそうなので、結構古くからある記念日なのですね。実は今日までまったく知りませんでした。

「貴重な時間を大切にしよう」という考えを広めるために定められたようですが、歳を重ねるごとに時間の経過がより早く感じられるようになり、確かに時間は無駄には出来ないと実感する事もしばしばです。大体もう今年も6月ですから、そろそろ1年も折り返し地点に近づいている訳で、ついこの間お正月だったと思ったらもう梅雨入りです。実際時間の経つのはまったく早いものです。

ところで、毎年あのセイコーが「時の記念日」にちなんで「時間のイメージ」と題した面白いアンケートを行い、発表しています。(2004年のアンケート結果はこちら)例えば、人は待ち合わせの際に何分まで待つか、あるいは待たせるかなどといった今年のアンケート結果をサイト上で見る事が出来ます。もちろん相手が誰なのか、またその待ち合わせ場所などによってだいぶ異なるかと思いますが、表やグラフで平均的な結果も分かりやすく解説してあります。

「待つ」、「待たせる」場合の許容時間の平均は待つ場合が約25分、待たせる場合が約17分という興味深い結果が出ています。遅刻はなるべくしない方がいいですし、もちろん待たされるのも嫌ですよね。とにかくこのアンケート結果をヒマ潰しに・・・いや、お時間があれば是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。


SEIKO「時の記念日」アンケート調査
アンケートに見る「時間のイメージ2004」




第37回「はなまるな時計」(5/16/2004)
ほぼ必ずと言っていいほどよく観るテレビ番組があります。「はなまるマーケット」である。他の民放局がワイドショーを放送している朝の時間帯にTBSではなぜか情報バラエティ番組をやっている。この数年特に司会者も変わらず続いている人気番組だ。実際私も平日の朝はついこの番組を観てしまう。ちょうど朝食を食べたり、身支度をしている時には大抵「はなまる」です。毎朝のようにヤッくんの達者な司会っぷりに感心し、岡江久美子の天然ボケにニヤリとしています。

5月13日、この日のゲストは作家の五木寛之氏でした。意外な人物の出演に少々驚きでしたが、なんと何年か前にも出演があったとの事。私も「大河の一滴」を買って読んだりしたくらいなので、どんな話をするのか興味津々でした。これだけパソコンが普及した現在も原稿用紙に万年筆で執筆している事。「日刊ゲンダイ」に休まず連載し続けているエッセイが7000回にもなる事。昼夜逆転の生活を送っていて、食事はほぼ一日に一食程度しか取らないなどといった話題を淡々と話していました。70歳を超えるそうですが、その年齢を感じさせない不思議なオーラを発していた事が印象的です。

ゲストとトークをする「はなまるカフェ」のコーナーでは出演する有名人の撮影した写真がいくつか紹介されます。その中で五木氏は3本並んだ腕時計の写真を撮影してきて、その時計にまつわるちょっとしたエピソードを話していました。一本はオメガのコンステレーション。直木賞を受賞した際に記念品として受け取ったものだと話していました。12角形の文字盤が今でも人気の1960年代のモデルです。金色だったので、金無垢かゴールドトップなのでしょう。それほど鮮明な写真ではありませんでしたが、状態も良さそうに見えたので、大切に扱っているのではないかという事が伝わってきました。新品で手に入れた時計を何十年も丁寧に使い続けるなんて実に素晴らしい話です。

2本目は旅先のスイスで購入したという時計で、製造年代が自分の生まれた年と同じだと話していましたが、私はその時計がちょっと気になってしまいました。五木氏は昭和7年、つまり1932年の生まれだそうですが、私にはそれが1930年代製の時計には見えませんでした。恐らくジャガー・ルクルトだったのではないかと思うのですが、1950年代頃の製造ではないかと思いました。もちろん、これはチラッとテレビに映った写真を私の主観で判断しているだけなので、100%断定出来るものではありません。

ただ、やはりデザイン的な面から飛び数字になった文字盤の特徴やサイズなどから判断する限り、やはり1940年代の後半以降の時計だと思われます。恐らく購入の際の説明が間違っていたのではないでしょうか。あくまで推測ですが、そんな風に思えてなりません。スイスと言えば、時計の本場ですが、本場の国で古時計を扱っている人間でも間違った判断をしてしまう可能性もあるという事です。

年代物を扱う以上、製造年代などをある程度知っておく事は必要ですが、細かくは特定出来ない場合も少なくありません。時計のオリジナリティを見極める際にどうしても自信を持って断定出来ない事もあります。いかに情報収集し、知識を蓄えたとしても製造当時を知らない限り、それは避けて通れない事だと思います。歴史もそれまでの解釈が訂正されて、教科書の内容がどんどん変わったりしていますから、それを考えれば当然ではないでしょうか。

そもそも分からない事をいろいろと想像したりする事が楽しいのかも知れません。古い時計も同じだと思います。10年以上古い時計に囲まれていますが、いまだに新しい発見があります。珍しい文字盤や針の組み合わせをした時計に出会った時などにはちょっとした感動が味わえるものです。

それにしても五木寛之氏の3本の時計のうち、最後のもう1本は何だったのでしょうか?薄型のドレッシーなタイプに見えましたが、前述の2本目の時計が気になって何の時計だったのかよく分かりませんでした。あれはどこのブランドだったのか、ちょっと気になります・・・。




第36回「黄金週間にふと思う」(5/3/2004)
いつの間にかゴールデンウィークに突入し、もう残りも僅かになってきました。それにしてもこの季節は一年中で一番良い時期ではないでしょうか。例えるなら、昼間っからビールでも飲みたい気分になるとでも言うのでしょうか。暑くもなく、寒くもない、さわやかな天気は最高です。とにかく梅雨がやってくる前の5月は個人的にもお気に入りの季節です。ちょっと天気のいい日はオートバイにでも乗ってふらっとどこかへ出かけたい気分になります。

ラジオの交通情報を聴いていると大型連休をエンジョイする代償として大渋滞を体験 している人達も多いようです。渋滞でも天気さえ良ければ、結構楽しいものです。どんなに車が前に進まなくても気持ちのいい音楽さえあれば、退屈な渋滞もどうにか乗り切れます。毎年この時期は天気にも恵まれるのですが、今年のGW後半の天気は下り坂らしく、確かにはっきりしない曇り空が続いており、どうもこれから雨も降るとの事。せっかくの連休なのになんだか嫌ですねぇ。

現在はGW中も営業していますが、以前浅草橋に店舗を構えていた頃はこの時期にお休 みさせていただいていた事もありました。この何年かはこういったまとまった休みの時でないと来店出来ない遠方のお客様もいらっしゃるようなので、通常通り店を開ける事にしているのです。ところが、さすがに大型連休。やはりレジャーシーズンのせいなのか、どうも今年は意外とお客様も少なく、なんだか静かです。

普段は年代物の腕時計をオシャレに使っているような方々もこの連休などは汗や水に気をつけなければならない古い時計ではなく、使い勝手の良い現行型の時計でも着けて過ごしているのでしょうか。私も旅行や遊びの時は10年以上前のタイメックスのデジタルウォッチを使っています。特にスポーツをしたり、海や山で休暇を楽しむのであれば、むしろそういった新しい時計を使っていただくのがベターです。でも、さすがにせっかくの休みですから、時間の事なんて忘れて過ごせたらいいですよね。思いっきり休みを楽しむためにこんな時ばかりは腕時計は腕から外して過ごしたらいいかも知れません。


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