オメガの手巻きモデルといえば、やはりこの30mmキャリバーではないでしょうか。古くは1940年代頃に登場し、細かな変更を繰り返しながら長期間製造され、様々なモデルに採用されました。極めてシンプルな構造に大ぶりなサイズで、とてもバランスの取れた手巻きムーヴメントのひとつだと言えます。正面から見える部分にだけ金を使用したゴールドトップ仕様のケースを採用した一本。

本商品は大変状態が良く、使用感の少ない点が最大の魅力です。ケースはスレによるほんのわずかな小傷がある程度で、本来のシャープなシェイプがしっかりとキープされています。アラビア数字とクサビ型インデックスの組み合わせは1950年代頃の時計の最もポピュラーな文字盤のデザインのひとつで、年代物らしいテイストが感じられる素晴らしいデザインが楽しめます。防水型のスクリュウバックケースで比較的使い勝手も良く、内部のムーヴメントも素晴らしいコンディションを保っています。