年代物らしいクッションシェイプのケースが特徴のオメガをご紹介致します。オメガを含め、どのブランドでもこのようなケースデザインはある程度古い年代にしか作られていませんが、何かと評価の高いブレゲ数字とブレゲ針という組み合わせが本商品最大のポイントではないでしょうか。

スリーピース構造のケースには製造年代相応の傷など、それなりに使用感がありますが、製造当時からの雰囲気がしっかり感じられる状態です。気になる文字盤はクラック等、ダメージはなく、全体的に大変コンディション良好です。詳細は不明ですが、いわゆるダブルネームのようで、どこかのショップウォッチではないかと思われます。ブルースチールの針も本来持っている色の美しさが感じられます。この文字盤と針ならではの柔らかい表情が何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

搭載されるムーヴメントには30mmキャリバー同様、オメガの手巻き式の代表的モデルのひとつを搭載。ベーシックな15石で、バイメタルテンプに巻き上げヒゲという仕様。特別凝った仕上げ等ではありませんが、質実剛健な作りで年代物の機械式時計らしいムーヴメントです。ベルトの取り付け部分はバーが固定されたタイプで、別注製作したカーフのストラップを装着しています。

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