現在も個性的なモデルを多く製造し続けるマニュファクチュールですが、本商品はそんなかつてのジャガー・ルクルトが強い個性を持ったモデルを多く手がけ、また他のメーカーにもムーヴメントを供給していた頃の製品です。

通常文字盤外周にプリントされる事の多いレイルウェイトラックを文字盤中央に配置し、それに合わせて針をやや短くするなど、視覚的にも一般的なモデルと大きく異なるスタイルを作り上げています。6時位置にあるスモールセコンドも大きく、存在感たっぷりです。

搭載されるムーヴメントは当時のジャガーらしいテイストが存分に感じられるメッキ処理されたモデル。ステンレススチールのスクリュウバックケースは数が少なく、なかなかの希少品です。